まほろば紀行

−第21回 春日大社−

[日程] 2008年11月24日(月)8:30〜17:00
[コース]宿→興福寺(五重塔・南円堂特別公開)→春日大社(体験学習プログラム)→春日若宮(舞楽拝観)→
  →興福寺(東金堂・国宝館)→大宿所→近鉄奈良++++京都++++帰京

*体験講座『おん祭への招待−おん祭の音』に参加した。
(1)興福寺 南円堂と五重塔初層の特別公開を拝観した
←南円堂(西国三十三所巡礼御開帳、第9番札所)
西国巡礼中興の祖花山法皇の一千年忌に当り平成20年9月より22年5月までの間に三十三観音寺院ご本尊を順次ご開帳する行事の一環

↓五重塔初層内陣 釈迦三尊像(南)
他に薬師(東)・阿弥陀(西)・弥勒(北)三尊像を祀る
 
(2)春日大社 『おん祭への招待〜おん祭の音』
講師は春日大社権禰宜・藤岡信宏氏
講師は南都楽所の笛奏者であり、舞も奉納する

講演と雅楽実演の様子→
昼食の春日荷茶屋「万葉粥」↓
講演が行われた「感謝・共生の館」(右下)
(3)春日若宮神社
 拝舎(はいのや)神楽殿で舞楽「蘭陵王」奉納

講演内容を思い出しながら実演に見入る
↓冷たい雨の降る中、藤岡講師の熱演
     
(2)春日大社南門
拝所より本社に参拝する
(4)仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)
重文。設計は関野貞。
洋風を加味した木造桟瓦葺き、全体のプランを平等院鳳凰堂になぞらえている
(5)春日若宮お旅所

10月1日に縄棟祭があり、仮宮も骨組みまでできている→→
仮宮前の一段高い芝の上で各種の芸能が奉納される。
「芝居」の語源である。
 
(6)影向(ようごう)の松
12月17日、おん祭当日にはここで「松之下式」が行われる
(1)興福寺
朝回れなかった東金堂と国宝館を拝観した

南大門跡→→
12月17日、おん祭にはここで「南大門交名の儀」が行われる
 
  (7)猿沢の池の夕暮れ
興福寺の放生池。仲秋の名月の「菜女祭」は有名
「猿沢池の月」は大和八景のひとつ

←←菜女神社
(8)大宿所
12月15日にはここで大宿所祭が行われる

大宿所とはおん祭に奉仕する大和侍がかつて泊まり込んだ参篭所。「懸物」といって供物の鮭・鯛・雉などが掛け並べられる。
「御湯立」という巫女が笹の葉でお湯をふりそそぎ、鈴を鳴らしてお払いをする行事も行われる。


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